世界最高のラジウム線出量を誇る山梨の増冨温泉「不老閣」。
両親を連れていった1ヵ月後、今度はつれと再訪した。
坐骨神経痛に悩んでいたので少しでも、ということだ。
例の20℃の岩風呂を経験したつれは、予想通り驚いていた。
―これは修行ね。もしくは罰ゲーム。はいるのに覚悟がいる。
こんな温泉ほかにない。だけどはいっているとだんだん
体が温まってくるから不思議よ。
その通りだ。この小さな岩風呂はある意味日本で3本の指に
はいる名湯だ。~いい湯だな♪~という意味ではない。
決してホッコリはしない。
だがここを目指して全国から何十年と通い続ける人がいる。
ここ「不老閣」の食事は、泊まる人たちの健康を考えてか
揚げ物や豪華なものはなく、身体に優しい野菜中心、
味付け薄目のものが並ぶ。火がついた鍋のふたをとると、
野菜とキノコともずく以外、肉はなかった。
この「もずく鍋」、はじめて食べたが絶品で癖になりそうだ。
2度目の今回は、あるものを別注で頼んでいた。
普段は忘れているが、たまに出会うとテンションあがる。
ショウガやニンニク醤油とあって元気が出そうだ。
馬刺しである。1人前1500円、見事な1皿だ。
―待てよ。こんなのを食べては、元気になっても
温泉の効果かどうかわからないじゃないか。
一瞬頭をよぎったが、ビールをごくりとやったらかき消えた。
*山梨増冨温泉「不老閣」の食事
https://www.furoukaku.jp/oryori.php
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