たびたび登場しているわりに、まだその「雄姿」を見たことがないぞ。
熱心な読者からそろそろクレームがきてもおかしくない。
クレームが来ないのは、読者が優しいからか、それとも…。
2019年4月、当菜園スタート直後に高さ15cmほどのかわいい苗を
庭の隅に植えた。あれから3年半、まだまともに実が採れていない。
実はなるのだが、全部落果してしまうのだ。
そして4回目の秋がそろそろ始まろうという先日、
ついに、ついに、はじめての本格収穫が始まった。
そう、雄姿とは、収穫であり、収穫物でもある。「さるなし」だ。
怖くて摘果(果実の間引き)ができなかったからか、実の大きさは
市販のものより小ぶりながら、皮がしわしわと、見た目が悪くなったものを
試しにひとつ口にいれると…。
―甘い、甘さが濃い。やったぞ、やったぁ!
3年半、待ち続けたつれは、夢中になって上を向いている。
さわりながら、採りごろを見分けるポイントをつかんだようだ。
果実と枝をつなぐ細い茎の色が完全に茶色であれば〇。
まだ少しでも緑がかっていたら早い。
教えられて参戦すると、たしかに〇判定が出たものは
軽くさわっただけでぽろっと採れた。
採りごろまで待ちたいが、待ちすぎると落ちてしまう。
この加減が難しい。
10分以上、夢中で果物棚を見上げていると首が痛くなってきた。
一昨年は確か小さな実が5個。
昨年は20数個。
今年は…数百個、数えきれないが、おそらくこの第一次収穫の倍、1.5kg
ぐらいは採れそうだ。
以上、まだ暑さが残る秋の休日、記念すべき、初さるなし狩りの様子を、
少し興奮気味でお伝えしました。
記:根本
「素人菜園帳」https://ameblo.jp/igo45
(当欄紹介以外のコラムも日々更新中!)
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