間もなく素人菜園が開園して2年が経つ。
当然育てるのが2度目のものもある。
・ 気合が空回りして失敗した。リベンジだ!
6個植えて1つも目覚めなかったジャガイモ「インカの目覚め」、
9個の予定が1個しか採れなかったミニカボチャ「栗坊」、
最初だけ良質な5房が採れて急激な失速にみまわれたそら豆…。
悪夢を払拭すべくいずれも既に手配済、準備中だ。
・ これはうまい。もっと作ろう!
前回紹介のロマネスコは2個を今年は倍の4個に増やした。
そして衝撃の甘さの白イチゴ「白蜜香」だ。
昨年は1鉢だったので収穫は10粒ほど。「試食」レベルだった。
今回は5鉢に増やし、さらに仲間の赤い「蜜香」も3鉢投入した。
昨年比8倍の収量を目指す。
イチゴは定植から収穫まで時間が予想以上にかかり、
きちんとした形の実にするにはひと手間かかり、
さらに食べるときは一瞬だ。
「買ったほうがいいじゃん」
素人菜園でもっとも禁句な、かつ、もっともな一言が
のどまで出かかったが、なんとかおさえた。
この白いイチゴ、時々デパ地下で桐の箱に鎮座していたり、
1粒単位(400円!)で売られているのを見かける。
昨年の経験と慌てて仕入れた知識によれば、イチゴはかなり
デリケートな野菜(そう、果物でない)だ。
・冬越しするときに、しっかり寒さにあてる必要がある。
そうしないと春に花芽がつかないらしい。
ハウス栽培のイメージがあるがどうしてるのだろう。
・水はけがよい鉢を陽当たりがよい軒下にハンギングするのがいい。
地面につかず綺麗な実がとれるし、鉢が空中だと健康な根が育つ。
・水やりの頻度に注意。過湿も乾かしすぎもだめ。
・春先はもちろん、真冬でもアブラムシが葉裏にびっしりつく。
予防的にそうなる前に対策を。
・肥料に弱いので与えるなら固形の化成肥料ではなく薄い液肥を。
・冬に花が咲いてもまともな実にならないので都度つんでしまう。
・春に花が咲いたら軽くハケとかで人工授粉してあげないと
なかなかいい形の実にならない。
農家の人はどう育てているのだろう。
今回は満を持してデルモンテの「イチゴ専用培養土」を投入した。
野菜用培養土の倍の値段だが、途中で追肥がいらないので
肥料の失敗リスクがない。
ハンギングは、底面が平らで直立もできる、底面給水も可能な
タイプを新たに買った。これもひとつ3千円を超えた。
さあイチゴにとってはこれ以上ない理想的な環境は整えた。
問題は1粒400円以下に抑えられるかだ。
ということを考えるのは、よそうじゃないか。
気分をもりあげるために桐の箱を用意しようか迷っている。
記:根本
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