鉢植えで2年苗を育てたが、片手一杯分ぐらい、10個も採れず、
昨年地植えに切り替えたが、まったく花が咲かず何と0個だった。
それがいま、数十個の花を咲かせている。
―期待させてくれるじゃないか。
胡桃のような形のつぼみから、5枚の白い花びらがぱっと広がる。
極細エノキのように円形に密集する雄しべの真ん中で雌しべが
毎日少しずつ大きくなる。やがて艶やかな黒色にかわる。
一粒一粒の成長のドラマに、この4年のストーリーが重なって
ワクワクが増幅する。
いよいよ満を持して今年デビュー、予定の、ブラックベリーだ。
となりには同じく鉢植えからの移植組、ラズベリーも遅れまいと
たくさん花を咲かせている。その横の木は3mの背丈を超えた
ジューンベリー。まだジューンにはなっていないが、ほとんど
収穫が終わった。スムージーにいれると爽やかな酸味が加わる。
3Fのテラスで育てているストロベリーもあわせた4種類の
ベリーは皆、バラの仲間だそうだ。クイズで出されてもバラと
ベリーはすぐには結びつかない。面白い。
散歩していると、赤や白で生垣を美しく彩るバラを見る。
目を楽しませてくれるバラには心動かされるものがあるが、
素人菜園家にとってはやはり食せるかどうか、がまだ大きな、
大きなポイントだ。
当面バラ科のベリーたちに夢中なのは、間違いない。
記:根本
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