囲碁の上達法をAIに質問しました

皆さんこんにちは。井桁です。

ChatGPT(チャットGPT)というAIサービスがあります。
囲碁AIがある盤面からの次の一手とその評価値を示してくれるように、ChatGPTはこちらが投げた質問に対して、人間のように対話形式で自動で答えてくれます。

今回、その精度を見ようと、試しに「囲碁の上達法」について質問しました。
井桁が質問した内容は以下の通りです。
(無料で使えるサービスなので、使ってみたい人はぜひ調べてみてください。)

囲碁が強くなるために必要な勉強法や、そもそも勉強するにあたって求められる考え方や姿勢を教えて下さい。
この場合、プロ棋士になることを目指すのではなく、一般的な趣味として囲碁を楽しむことを想定しています。

それに対するAIの回答は以下のものでした。
誤字や分かりにくい表現もありますが、書かれた文章をそのまま記載します。

囲碁を楽しむためには、まずは基本的なルールや手筋を習得し、プレイを通じて経験を積むことが大切です。しかし、より強くなりたいと思う場合には、以下のような勉強法や姿勢が役立つでしょう。

1. 基礎知識の習得
初心者の場合には、基本的なルール、石の配置、眼、自殺手、コウなどの基本的な用語を理解することが大切です。また、初めての棋譜解説本を読んだり、動画講義を聴いたりすることで、基礎知識を深めることができます。

2. 定石の学習
定石とは、局面ごとに定まった手順のことで、定石を知っていると相手の攻めに対応することができます。定石は、棋譜集や専門書などで学ぶことができます。

3. 問題集の解く
棋譜や囲碁の問題集を解くことで、自分の弱点を知ることができます。また、問題集は、自分で考えた手が正しいかどうかを確かめるためにも役立ちます。問題集は、自分のレベルに合わせたものを選ぶことが大切です。

4. 対局の分析
自分の対局を分析することで、自分の弱点を発見し、改善することができます。対局の記録を残しておき、後で自分で棋譜を解析したり、強い人にアドバイスをもらったりすることで、自分自身のレベルアップに繋がります。

5. 負けた場合の振り返り
囲碁は勝敗が明確に出る競技であり、負けた場合は、なぜ負けたかを振り返ることが大切です。負けた局面や手順について、なぜその手を選んだか、他に選択肢があったか、その手が失敗だった原因は何かを分析することで、同じ失敗を繰り返さないようにすることができます。

(ここまで)

いかがでしょうか。これらの回答がパソコン上に勝手に入力されていくのが、ChatGPTというサービスです。

僕も大切だと思っていることがたくさん書かれていて、その精度に驚かされました。
念のため言っておきますが、僕は質問しただけで、回答には何も触れていません。

アルファ碁が人間の棋力を超えてから7年ほどが経とうとしていますが、ついに日常的な場面にもAIが使われるようになりました。
囲碁AIの経験を当てはめて考えれば、今後さらに優秀なAIが登場してくるのでしょう。そして世の中の多くの場面で、ダイレクト三々のような発見が生まれてくるのだと思います。

もちろん自分たちの生活にすぐに馴染むかはわかりません。
囲碁AIの示す手が人間にとって扱いが難しかったように、他分野でも時には人間が理解できない回答を示してくることもあるはずです。

これからどんなことが起きるのか、不安もありますが、変化を楽しむ気持ちを忘れないように心がけようと思います。

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