教わりたがる生徒×教えすぎる先生=上達しない
この15年で3,000人に囲碁を教えてきて、この公式にようやく気づいたのは数年前のことだった。
教える場ではふつう、生徒は先生に頼り、先生は生徒の思いにこたえようと頑張る。
しかし、頼り、頼られる関係は、しばしば「知識の受け渡し」になってしまう。上達に一番大事な「考える」が二番、三番に落ちてしまうのだ。
上達は生徒と先生が2人がする「約束」だ。
お互いに頼り頼られる「依存」ではない。
生徒は「教わるから考える」へ姿勢をかえ、
先生は「教えない勇気」を持つ。
これが上達へのスタート地点となる。
僕らはそんな思いを胸に、先月から『上達の約束』という囲碁教室を始めた。
ここでは上達について日々気づいたことを綴っていきたい。
「記:根本」
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