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カテゴリー:教える側
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暗記は忘れるためにある
前回、『倉庫から工場へ』で上達する頭の使い方についてふれた。 では頭に情報を「搬入」する暗記は必要ないのか。 そんなことはない。暗記は大事だ。なぜか。 それは「捨てる」ためだ。 詰めこまないと捨てられない… -
倉庫から工場へ
頭をどう使うと上達するのだろう。 シンプルな問いながら深く考える機会はあまりない。 教える側が楽なのは「覚えなさい」だ。 やるべきことも明確で、結果のチェックも簡単だ。 だがこれでは上達はのぞめない。 … -
体温を測ろう
―ではまずお熱を測ってくださいね。 診察の前に看護婦さんが言う。 現状を正確に知ることから治療は始まる。 教える場でも同じだ。 相手がどの程度の「熱」をもっているのか まず知る必要がある。 それは… -
カスタマイズしよう
前回「うまい例え」の話をしたが、上達を促すトークで もう一つポイントがある。それは「カスタマイズ」だ。 囲碁でいえば、その人にとって囲碁とはどんなものか、 こちらが相手にあわせて話をする。 技術を伝える場… -
きっかけを渡す
初心者の上達について。 始めたばかりの初心者は「上達したい」と強く思っているわけではありません。どんな楽しみ方やおもしろさがあるのかをまだ経験してないので、自分のペースでまずは慣れることを優先します。 そこか…