上達した時の思い出【囲碁】

YouTubeで「初段になった時やってたこと」を公開しました。
僕が伸び悩んでいた時期から脱却できた方法を紹介しています。

上達を実感した瞬間はこれ以外にもあります。
まず「初めて投了できた時」。棋力は4級くらいでした。

それまでも大石を取られて投了することは何度もありましたが、この時は石は取られてないものの、ちゃんと目算してこれ以上打っても勝てないと判断できたのです。
「負けました」と伝えたと同時に、上達を実感できました。

ある有段者と9子局で打った時も記憶にあります。7級くらいの頃のことです。
この対局では、自分が先手ヨセを意識できているのがわかりました。相手が受けざるを得ない地点を見つけられ、結果も数目勝ちでした。
「ヨセでしっかり得できていていいね」と言ってもらえたことを覚えています。

あとは10級の頃に、辺の打ち込みを打たれて衝撃を受けました。
辺に大々ゲイマに構えていたところ、8級の相手が打ち込んできたのです。それまで荒らしの技は三々しか知らなかったので、そういう打ち方もあるのかと感動し、対局後に色々と教えてもらいました。
そこから真似して打ち込みの精度を磨いていきました。

たとえ小さな一歩でも、上達の瞬間はとてもうれしいですよね。
「上達の約束」や「かけつぎ」を通じて、様々な発見を皆さんに渡せたらと思います。

記:井桁

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