強引な打ち込みを咎めるには

強引な打ち込みを咎めるには

相手が自陣の狭いところに強引に入ってきた時の対応を紹介します。
陣地が荒らされそうになると焦りますが、うまく対応できれば優位に立てます。

では入ってきた次の対応をどう考えたら良いのか。
「かけつぎ」で打たれた3級と初段の方の3子局を見ていきましょう。

(実戦図:白23手目まで進んだ局面)

上辺に黒の壁が築けた後で、白23と打ち込んでいきました。
周囲の黒がとても強いため、これは強引な打ち込みに見えます。

(実戦つづき)

実戦は黒24とカケましたが、その後で白35まで形を整えられてしまいました。
上辺にあるような黒の厚みは、白を攻めることに使いたいものです。「厚みを囲うな」の通りに陣地は気にせず、白を上辺側に押しやるように打ちたい局面でした。

(参考図1)

相手が狭いところに入ってきた時は、まずは根拠を奪うことを第一優先に考えるのがおすすめです。

今回は黒24で、コスミツケなどで根拠を奪うのが分かりやすい攻めでした。
基本に忠実に白がノビレば、ケイマで上辺側に追いやります。黒A,白B,黒C,白Dの交換を先にしておくのも良さそうです。

白が右辺の中で生きるのはとても困難です。
もし生きられたとしても、中央から右辺にかけて再び厚みを築けるため、盤上の下半分で大きな黒模様を描けます。

(参考図2)

ノビだと重いので、白は軽く打つことが想定されますが、やはり上辺側に押しやれば自然と得できます。

(参考図3)

今回の局面では、白は別の大場に向かって様子を見ておくほうがまさっていたでしょう。
右辺から上辺の厚みは気になりますが、白がすぐに入るのは難しい局面でした。

相手が狭いところに入ってきた時は、まずは根拠を奪うことを思い出してください。

記:井桁

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