僕は仕事に関係する本を、同世代の中では読んでいる方だと思っていて、
実際にそこからの学びを行動に移しているつもりです。
しかしふと振り返ったときに
「あぁ、これ前に読んだあの本に書いてあったことじゃんか!」ともどかしく思うことがあります。
あれほど印象に残った知識だったのに、少し時間が経つとどうして気づけないのか。
学んだつもりになって、その直後はできていたとしても、しっかりと身についてはいないのです。
でもそれを前向きに捉えましょう。
気づけたならば、修正して改善すれば良い。
仕事をしていると、このできていないことにどれだけ早く気づけるかが大切なんだと痛感します。
事前に改善策がわかれば、その準備をしっかりしてから行動に移せますからね。
そして気づくためには行動量が問われてきます。
行動した分しか振り返れないからです。
本の場合であれば、当てはまる箇所を読み返し、自分ができていること・できていないことを確認する。
そして再度気を引き締めて行動していきます。
自分の感覚やもっている知識がより鮮明になった状態ならば、もっと良い成果を残せるかもしれません。
囲碁の上達も同じで、学びを定着するには行動(対局や囲碁に触れる時間)を増やすのが一番です。
そしてわからないことがあれば、少しめんどうだけど復習する。
できないことに気づけるのは、上達のための大きなチャンスです。
3歩すすんで2歩さがる。
上達とはまさにこの1歩の歩みを地道につづけることなんだと思います。
記:井桁
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