たびたびお伝えしているとおり、当菜園では「色」に
こだわっている。すこしかわった色のものはおいしい。
夏野菜が採れ始めた。
今回はじめてつくってみたのが赤紫のミニトマト、
トスカーナバイオレット。
皮も薄く見た目も食感も葡萄のようだ。
甘味と酸味のバランスが抜群にいい。
もっと甘いトマトもあるだろうが、今まで育てた10種類ほど
のなかでは総合力NO.1で、リピート確定だ。
ジャンボ平さやという黄色のつるなしインゲンも採れた。
よく見る緑色のものより、味が濃く甘い。
つるなしインゲンは背が低いため支柱が不要だ。
プランターだと雨除けができるので実がなりやすい。
手間がかからず、味がよく、スーパーで見かけない。
素人菜園常連の3条件が揃っている。
そしてこちらも期待の新人、白オクラだ。白っぽい淡緑色が特徴で、
ねばねばが普通のオクラの3倍という。ミョウガと九条葱とあわせて
刻んでご飯にかけたが、たしかに粘りが強い。
見た目も美しく、採るときのよろこびがある。
昨年から育て始めた島オクラは、沖縄のオクラでさやが丸い。
大きくなっても固くならないのがいい。薄い緑も綺麗だ。
さて、本当ならここにあと二人、写っているはずの奴がいた。
皮も実も赤いジャガイモ、ノーザンルビーは、予想収穫量の
10分の1以下、惨敗だった。通常は種イモ1つからその
15倍の量がとれるというが、大きさ、数ともに遠く届かず。
種イモをそのまま食べたほうがマシだったかもしれない。
もうひとつ、ゴールデンビーツは、20粒蒔いてひとつも芽すら
でなかった。わが菜園史上最大の失敗である。
どちらの失敗もひどすぎる。
記憶からすみやかに消したつもりだった。
だが、記録には残っていた。
連載を続けると、こういうデメリットもある。
素人菜園帳(57)http://jotatsu-promise.com/saien_57/
記:根本
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