冬眠、といえば動物、とくに熊を思い出す。
一年ごとに種や苗を植えかえる野菜にそのイメージはなかった。
秋に植えて冬を越し春に収穫するものがあると知った。
玉ねぎ、にんにく、そら豆もそうだ。
そして最も冬眠が似合うのはイチゴだ。
これも自分で育てないとわからない。
冬の間は2,3カ月、成長が止まる。止まるだけではなく
葉が赤くなって枯れたように見えることもある。
しかし地中ではしっかり眠っているのだ。
昨年冬越しさせて今年、春からつい最近まで収穫が続いた
白蜜香(白)と蜜香(赤)2種類のイチゴ。8鉢から苗をつくり、
いよいよ鉢に植えつけた。その数60余株。
―うちはイチゴ農家か…
様子を見に来たつれが呆れてつぶやくのもわかる。
しかしこれはただの60株ではない。
素人菜園で2例目の(1例目はグァバ)「オリジナル」、
つまり育てたものから採った苗なのだ。
―だいたいドヤ顔でうんちくだの、理由だの語ったあとは
ろくな結果にならないのよね。
経験からの至極まともな指摘に、今はじっとだまって耐えるしかない。
GW頃、テラスは甘い香りに包まれて一度に100個は採れる。
もちろんシーズン通してイチゴを買う必要はない…
はずだ。
記:根本
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