人は、自分のわかるようにしか、わからない。
わからないことについてのわかり方は、自分の
わかるようにわかるしかない。それでは自分の
わかるようにしかわかったことになっていない
ということが、わかっていない。
文筆家の池田晶子氏は、これが、
たいていの人のもののわかり方である、という。
教える僕らはこの言葉を金言としたい。
その人をわかるようにする、という、上から目線の挑戦は、
すこし大げさにいえば、この世に存在するただ一つの言葉を
その人に届けるということだから。
「記:根本」
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