10年経っても忘れないアドバイス

ぼくは中学・高校とソフトテニス部に所属していました。

特に高校では仲間にも恵まれ、
本当に充実した部活動でした。

高校時の顧問は、単に教師の仕事として担当していただけでなく
技術面から精神面まで
熱心に多くのアドバイスをしてくれました。

その中で10年経った今でも覚えている言葉があります。
 

「相手に点を与えてしまったとしても、攻めた結果ならば気にするな。」

この一言を、普段の練習のときからよく言っていました。
 
当時はミスしたあと、
気持ちを切り替えさせるために言っているんだろう、
としか思っていませんでした。

しかし今振り返ってみると、
「その姿勢で練習することが、次の上達につながるんだ」
という意味も込めていたんだと思います。
 

常に自分のプレースタイルを見直し、
必要であればフォームの修正をしてみる。

試合中にチャンスと思えることがあれば、
思い切ってそこを攻めていく。

いろいろな試行錯誤をしていく中で、
僕のソフトテニスの幅はとても広がりました。

 
このことは囲碁でも同じように言えるでしょう。

「相手に点を与えてしまったとしても、攻めた結果ならば気にするな。」

今の自分にもう一度言い聞かせていきます。

記:井桁

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