考えるな、感じるんだ

みなさん、上達のために”理解”が必要だと思っていませんか?

それはそのとおり。最終的に自分の腑に落ちないといけないですね。

でも、ここで話をしたいのはその過程の話です。

 

プロの世界では、いわゆる「AI流」と呼ばれる打ち方が主流になってきています。

星へのダイレクト三々、4線へのカタツキなどなど・・・。

これらの「AI流」の打ち方が本当に正しいのかどうか、というのは実は誰も分かりません。

AI自身ですら「なんとなく良さそうな気がする」だけで打っているにすぎません。

特に中国・韓国の棋士はこのあたりはドライな感覚で「自分より強い存在がそう言っているなら、よくわからないけど真似してみよう」という感じですね。

 

囲碁の指導を行っているときに、たまに言われるのが「先生の言っているような構想も考えたのですが、でも○○が心配で・・・」という言い回し。

でも・・・というのは自分の考えがある証拠で、これは尊重すべきことです。

ただ、私たちの言うことを信じてほしい。鵜呑みにして欲しいな、と思うこともあります。

 

子どもは、おそらく立場的に大人より弱いから、そこは言われたことを鵜呑みにする素地があります。だから強くなりやすい。

大人は、これまでの自分を守るために理論武装しているから、逆に変わりにくいときがあります。

 

まずは「そういうもんなんだな」と感じること。

自分の中に消化するのはその後。

食べ物だって体の栄養になるには、食べてから時間がかかるのといっしょで、上達にもそれなりに時間が必要です。

あせらないでくださいね。

 

記 村上深

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

勉強法まとめ


囲碁の勉強法をまとめています。
強くなりたい人は画像をクリックしてください。

『週刊 上達』(無料メルマガ)


↑↑
マークをクリックすると登録ページに飛びます。
イベントの先行案内や、上達に関するコラムを毎週火曜の夜に配信しています。
無料ですのでお気軽にご登録ください。

少人数レッスン


少人数レッスンも行っています。詳細は画像をクリック!

YouTube


『上達の約束』YouTubeチャンネルの過去動画をまとめてあります。
対局や囲碁講座の動画をアップしています

イベント案内


↑写真をクリックすると今後の予定に飛びます
これまでの様子はこちらから

顔が見えるネット碁「石音」

ページ上部へ戻る