最近、5級〜初段くらいの方数名と話す時間があったのですが、それを聞いていて感じたことがありました。

それは、皆さんとも自分の石を取られることを、不安に感じすぎているということです。

「自分の石が取られそうに感じたのでこう打ちました。」
「どうすればもっと安全に打てたのか。」

自分の守りを気にしすぎているコメントを何度も耳にしました。

取られることばかり気にして打つ碁ほど、つまらないものはありません。

もちろん損を減らそうとする姿勢は悪くないですが、それが行き過ぎてしまうと、本来なら手にできた得すら、するすると逃してしまいます。
それがさらなる消極さを生み出し、気付けば猫背のような碁になっていることでしょう。

月並みな表現ですが、もっと囲碁を楽しみましょう。

自分の陣地をさらに広げるにはどうしたらいいのか。
相手の弱点を突いて、石を攻められないか。

自分が得する展開を考える方が、対局にあてる約1時間がもっと楽しくなるはずです。

相田みつをさんの「つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの」という言葉がありますが、囲碁もそれと同じように向き合うことです。

「取られたっていいじゃないか 囲碁だもの」
そんな精神で楽しんでいれば、前向きな手を思い浮かべられるでしょう。

前向きな手を探求すれば、さまざまな変化を自然と経験できるようになり、今より囲碁が楽しくなります。
そして上達にもつながるのです。

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