散歩の途中で出会って一番嬉しいのは「いいカフェ」だ。
異をとなえる人は少ないだろう。
自宅からまっすぐ歩くと20分ほど。散らして歩くと30分ほど
のところに、昭和の家を改造したカフェを見つけた。
「大人だってゆっくりおやつを」
言われると激しく共感するが、言われるまでその言葉はうかばない。
これが素敵なコンセプトの条件だと気づく。
店主に聞けばこのお店、2019年に神保町でオープンしたが、
2021年にここに移転してきたという。駅からかなり離れた
住宅街に都心からわざわざ引っ越してくる。こういう「非合理」な
選択に、なぜかひきつけられる。
「まじめな大人のかき氷」から完熟梅を頼んだ。
2種類のシロップが洒落ている。
―しまった。かけすぎた!
小学生のような嘆きのリアクションにつれは爆笑する。
めげずにあっという間に小さくなった氷にとりつく。
味はもちろんのこと、見た目からもあふれ出る涼を楽しむ。
そうだった。コンセプトは「大人」だ。
このお店、カフェでは珍しく席を選んで予約ができる。
はじめて見つけたときは余裕があったのではいることができた。
名物のプリンや豚まんもお薦めだ。
有馬屋おやつ店
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