結果は上下、努力は螺旋の波を描く

【結果を気にし過ぎない】

上達する過程で、「うまくいった!」と思うような結果を出せるときもあれば、そうでないときもあります。

どんなに好調な勢いで上達していったとしても、どこかで壁に直面する。
その壁を乗り越えようと挑むのだけど、なかなかうまくいかない。

 

上達するには、励んで練習する姿勢をいかに維持できるかが直結します。

維持するためにおすすめなのが、結果を気にしすぎないことです。
常に良い結果を出そうと思わない

結果ばかり気にしすぎると、そうではなかった時に「前はうまくいったのに・・・。」と落ち込みます。

「過去の自分よりも劣った」と思ってしまうと不安につながる。
不安なままだと思うように集中できず、次の結果もまた悪くしてしまうかもしれない。

そうではなく「結果の良し悪しには上下の波がある」と開き直るくらいがちょうど良い。
そもそも常に良い結果を出すのは大変です。

【努力はした分だけ高く積み重なっていく】

結果は上下の波と書きましたが、努力は上下の波を描きません。
努力した分だけ、上へ上へと自分の技術を向上できますから。
 

努力の波は、XとY軸から成る上下の振れ方ではなく、
奥行きであるZ軸を含めた「らせん」を描きます。
 

Z軸もあるので、渦が大きくなるまでにはそれなりの時間がかかりますが、
継続すればらせんは必ず上に伸びていくことが保証されています。

うまくいかないときは、このらせん状に進んでいることを思い出すと、
大きなショックや不安にならずに済むでしょう。
  

時間が経過し、らせん状に描いた渦がとてつもない大きさになってきたときに、
壁を乗り越え上達を実現できるのです。

結果ばかりを気にせず、

「結果は上下の波」

「努力はらせんの波」

と2つの波で考えてみることで、努力を続けやすくなるのではないでしょうか。

 
「記:井桁」

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