真剣勝負の機会を設けよう

誰でも得意・不得意がある

 

こんにちは、井桁です。

『上達の約束』は回数制なので、単発の指導碁とは違って、段階を踏んだ課題克服を狙えます。
 

そのため受講者の方には

・前回より相手の石を切る
・覚えたばかりの三々定石を使ってみる
・先手をとることを心がける

など、それぞれの方には毎回のテーマを決めて臨んでいただいています。
(そのテーマに応じて講師陣は打ち方を変えています)
 
 
囲碁はその人の精神面や個性が大きく影響するゲームのため、同じ棋力でも課題は違い、それぞれ得意・不得意があります。

ざっくり言えば、守りが得意な方は攻めを苦手にしていることが多いのですが、棋力向上のためにはその克服は避けられません。
そして苦手なことほど解決策がわからないものですし、勝ち負けを意識してしまうと、どうしても自分の得意な展開ばかりを選んでしまいがちです。

レッスンでは勝ち負けは関係ありませんから、いま克服すべきテーマを決めることで、集中して取り組めるようにしています。

真剣勝負の機会を設けよう

ただし学んだことがどれくらい身についたかは、勝ち負けを意識する場でこそわかります。
「失敗したら負けてしまうかもしれない」という緊張感の中で、どう対応できるかが問われてくるからです。
 

ということで4月8日(日)に麹町のダイヤモンド囲碁サロンで開催された「オールアマ対抗戦」に『上達の約束』を受講されている皆さんと出場してきました。

5人1チームの団体戦で8チームが出場していました。
井桁はもちろん主将です。

 
大会に出場するからには、勝ち負けを当然意識します。
さらに今回は団体戦なので、自分の負けがチームの負けにつながってしまうかもと思うと、その緊張感は普通の大会の倍以上でしょう。
もちろん僕もそうでした。

また相手は初対面の方なので、どういう打ち方をしてくるのかもわかりません。
大会では時間制限もありましたし。

そういった慣れない状況において出せたことこそが、本当の実力として判断できます。

 
大会が初めての方もいましたし、相手も強い方が多かったのでなかなか大変だったと思いますが、大会後の懇親会では各々振り返った感想を述べていました。
実感した課題がみなさんともあったようなので、またその反省を次回レッスンにしていきましょう!

戦績はチームとしては1勝2敗でしたが、最後の対局で勝てたので懇親会は美味しいお酒になりました(笑)
みなさん、ありがとうございました!

記:井桁健太

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