コンパニオンプランツ。
素人「菜園ティスト」として初めて聞く言葉だったが、
イメージ通りでいいようだ。
そばに寄り添い生育を助けてくれる植物。
せっかく自宅でつくるのだから無農薬でいこう、
と始めてみたものの、どんな害虫がいつ飛んでくるかわからない。
出たとこ勝負が身上、といえばかっこいいが、
一度失敗すると挽回するチャンスが翌年となってしまう菜園では、
事前に回避できるにこしたことはない。
調べると、オクラにたくさんつくアブラムシ対策でバジルをそばに
植えるのがいいと知った。
雑草防止と地温キープ、肥料流失防止に効果のあるマルチを張る。
そのマルチも真っ黒ではなく、シルバーの線がはいったアブラムシ忌避効果の
あるものにした。
さてその結果どうなったか。
時計の針を3ヶ月先、昨年の8月にまわしてみよう。
・奥2つは陽当たりが悪く大きくなる前にアブラムシにやられてダメに。
・手前4つも油断すると葉裏が真っ黒になるほどアブラムシに。
・花が咲くと、蜜線にアリが群がり花や実が真っ黒にそまる異常事態に。
・後半戦、突然花が咲かなくなり枯れてしまう。不思議に思い掘り上げると
根がセンチュウにやられてこぶだらけに。(ネコブセンチュウ)
1箇所4本ずつ密植させたので、この地植えエリアの収量は24株で
結局40本程度。
半数の12株を陽当たりのいいプランターに植えたが、
収量は80本を超えた。地植え(withコンパニオン)VSプランターは、
4倍の大差でプランターに軍配があがった。
期待したほどのバジルの効果はなかったとも言えるが、
同条件でバジルなしを試したわけではないので、
本当の実力は未知数だ。
だがこれだけは言える。
バジル2本はぐんぐん伸び続け、毎週ざるに満杯の葉を提供して
サラダやソースになり食卓にのぼった。
このエリアで成功したのはバジル2本だけ。
助けられたのはコンパニオンのほうだったのかもしれない。
記:根本
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