天気がいい日は太陽のもとで大きく背伸びをしたいだろう。
久しぶりに寒冷紗をはずした。種球を植えてから4ヶ月、
ちょうど道半ばだ。
3回目となるジャンボニンニクだが、今回は前回よりも少し広めの
エリアにゆとりをもって植えた。種球がふつうのニンニクよりも
はるかに大きいので、間隔も通常15cmのところ倍の30cmは
あけている。
今回はこちらのニンニク25球、奥のタマネギ50球、双方に
大事なミッションを与えている。
「肥沃になりすぎた土から肥料分を吸い取るように」
どちらも植え付けに一切肥料を施していない。ちょうどいま
追肥のタイミングだが、それも我慢しよう。
理由はおわかりだと思う。サツマイモだ。
昨年、期待の星シルクスィートが惨敗した。サツマイモは
肥沃な土では全く太らない。体験にまさる学習はない。
捲土重来を期して今年の6月、安納芋の苗10本が到着する。
肥料でも何でもとりいれるのは易しくとも、
とりのぞくのは苦労する。
断捨離、ダイエット、デトックス、そして脱肥料。
偶然頭にD音がそろったが、
どれもその先に明るい未来が待っているはずだ。
DarkのDではない。
―完璧がついに達成されるのは、何も加えるものがなくなった
時ではなく、何も削るものがなくなった時である。
サン=テグジュペリの言葉を引くまでもなく、
3年目にしてもう家庭菜園の哲学を垣間見た気になっている
素人菜園家である。
記:根本
*いまの囲碁教室で満足できない貴方へ
究極の個人レッスンを目指す『上達の約束』
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