食べ物の名前にその材料となる果物や野菜がはいること。
ポテトチップ、オレンジジュース、マーボーナス…。
普通である。
逆に植物の名前に食べ物の名前がつくこと。
ラーメンネギ、とんかつキャベツ、牛丼しょうが…。
普通はない。
だがもしあったとしたら…こういう「逆転現象」に目がない。
当欄の読者ならご存じだろう。
2年前、園芸店で「カレーの木」の札を見た時、比喩と思った。
子供のころ机の上に、カレー消しゴムというのがあったが、
確かにカレーの匂いがした。お腹が減ったとき便利だった。
空腹感の消しゴム、という狙いがあったのかもしれない。
カレーリーフの和名が「カレーの木」、別名「ナンヨウザンショウ」
または「オオバゲッキツ」。驚いたことに比喩ではなかった。
インドカレーには欠かせない「幻のスパイス」だ。
カレーはもちろん、和食、肉じゃがなどの香りづけでも重宝する。
ミカン科の常緑樹なので、エスニックなスパイシーの香りの先に
柑橘系のさわやかさも加わる。
冬場は室内にいれて大事に育て、2年かけて現在身長30cm。
インドでは6mにまで大きくなるのでかなりのミニチュア版ながら、
今回、貴重とされる生葉をはじめて調理に加えてみた。
タンドリーチキンにわずか1枚いれてみた。
*写真は別途参照(最下部より)
結果は…
ぜひ一度試していただきたい。
としか言いようがない。
ポイントは生葉を使うことらしい。
小さい鉢でも楽しめるので、キッチンガーデンに1鉢どうだろう。
記:根本
「素人菜園帳」https://ameblo.jp/igo45
(当欄紹介以外のコラムも日々更新中!)
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