それぞれの目標達成に向けて
『上達の約束』を受講中の方で、「通っている碁会所の初段になりたい」と目標を掲げて参加した方がいます。
(8回コースの現在6回まで実施)
実力はすでに初段といっても十分な棋力と知識をもっています。
ただし上手と打つ機会が多いということで、必要以上に守るクセがありました。
そのクセがなかなか治らないため、初段前のところで停滞しているとのことでした。
レッスンでは
・相手の無理やりな出ギリに対してどう対応するか
・盤上の状況はどうかの形勢判断(ヤキモチを焼かないなど)
・攻めて得する成功体験(戦う姿勢の強化)
など、もっと攻めても大丈夫だということを伝えてきました。
読みの力も十分なため、攻める1手目さえ打てれば、あとは意外と乗り越えられるのです。
意識を変えることは、棋風の変化にもつながります。
周囲の方からも「〇〇さん、打ち方少し変わってきたね」と言われたそうです。
今まで不要に守っていたところを、先手をしっかりととって攻めに転じる。
これができるかできないかで結果が大きく変わることは言うまでもありません。
そして先日のレッスン前に
「無事に初段に到達できました。」と報告をいただきました。
今まで停滞していたところからの達成ということでとてもうれしかったです。
おめでとうございます!
また次の目標を掲げていたのがとても印象的でした。
この調子でがんばっていきましょう!
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