悪い手を打とう!

友人のインストラクターが、
ある時気づいたことがあると教えてくれて
僕も膝を打った。

悪い手を打てるようになった人が上達した。

ふつう、悪い手を打たないように指導する。
生徒も一生懸命、悪い手を避けるようにする。
だがこれだと殻をやぶれない。
なぜか。

人は経験からしか学べないからだ。

本で読んでも学べるという意見もあるだろう。
だが、自分の血肉となって、力となって
棋力を底上げしてくれるのは、本ではなく経験だ。

二度と同じ局面があらわれない囲碁では、
覚えていることを頭から引き出すだけでは限界がある。
1局も打たないで有段者になることはできない。

悪い手を避けることが、上達から見て「悪い手」だ。

これで合点がいったことがある。
子供の上達が早く、大人の上達が遅い理由だ。

子供はシチョウを最後まで逃げて、実際に捕られてから泣く。
そして次は失敗しない。

「記:根本」

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

勉強法まとめ


囲碁の勉強法をまとめています。
強くなりたい人は画像をクリックしてください。

『週刊 上達』(無料メルマガ)


↑↑
マークをクリックすると登録ページに飛びます。
イベントの先行案内や、上達に関するコラムを毎週火曜の夜に配信しています。
無料ですのでお気軽にご登録ください。

少人数レッスン


少人数レッスンも行っています。詳細は画像をクリック!

YouTube


『上達の約束』YouTubeチャンネルの過去動画をまとめてあります。
対局や囲碁講座の動画をアップしています

イベント案内


↑写真をクリックすると今後の予定に飛びます
これまでの様子はこちらから

顔が見えるネット碁「石音」

ページ上部へ戻る