桃栗三年、というように3年が経つと植えた木がたくましくなる。
素人菜園がスタートした直後に植えたサルナシ、花柚子、金柑、
どれも今年から本格収穫を期待できそうな様子である。
先陣をきったのが、日本のハーブ、朝倉山椒だ。
50cmほどの苗木をシニアの友人に建築祝いとして頂いた。
昨年の「実山椒」は大さじ一杯ほどだったが、
今年は両手に一杯採れた。
新芽は「木の芽」としてスーパーでも見かける。
気にしたことがなかったが、タケノコの上にちょんとのる
アレである。
葉の表面には「油点」とよばれるぽつぽつとした点があり、
そこに香りのオイルが溜まっている。衝撃を加えると細胞が
壊れてシトラス系のさわやかな香りが広がる。
手のひらにのせてポンと叩く。
単純だが、実際やってみるとなかなか楽しい。
この山椒の木はすりこぎにするといいと聞いたことがある。
葉の香りとつながるのかもしれないが、木に解毒作用があり、
すった際の粒子が食あたりを防ぐそうだ。
葉っぱはハーブ、実はスパイス。そして木はキッチン道具。
粋なプレゼントの贈り主に感謝である。
記:根本
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