近所で定点観測している木がある。石榴(ザクロ)だ。
いま取りごろの実がたくさんなっていて、散歩のたびに
目を楽しませてくれる。
4年前、庭に植える木を選ぶ際にちょっと頭をよぎったが、
結局、サルナシ、ジュンベリー、ユズ、キンカンを選んだ。
ジュースなど加工品は好きだが、果実を食べるには少々面倒だ。
種を食べる感じになってしまう。
さて今年もイエローストロベリーグァバの収穫が始まった。
最近知ったのだが、グアバを漢字で書くと「蕃石榴」だという。
蕃とは海外、つまり海外からきたザクロ、となる。
グアバは海外から漢方薬としてやってきたものらしい。
―知らぬ間に鉢でザクロを育てていたのか…。
そのものではないにしろ、こうした思わぬ縁に
菜園家のセンサーは即座に反応する。
もうひとつ。
この果物は、「色+味+種類」、のネーミングを持つ。
その名づけ直球度は当園随一だ。黄色のイチゴ味のグアバ。
果物の味、ネーミングに、他の果物をもってくる例をほかに
知らないが、一口がぶりとやればわかる。
ところで最近、関節痛と冷え対策で漢方にお世話になっている。
何年かあと、この葉や実を乾燥させて自家製漢方に挑戦して
つぶやいているかもしれない。
―知らぬ間に漢方薬を育てていたのか…。
記:根本
「素人菜園帳」https://ameblo.jp/igo45
(当欄紹介以外のコラムも日々更新中!)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。