素人菜園帳(21)

間もなく関東も梅雨入りのようだ。

昨年は近年にない長梅雨で、素人菜園初年度にしては
厳しい日々が続いたのを思い出す。

「よし、獲ろう!」

今朝、地植えの赤玉ねぎを見ながら決心した。
畳1畳半ほどの狭いエリアに60株密植させているが
その半分ぐらいの茎が倒れている。
適期のようだ。

思えばここまで長かった。

―サラダにすると美味しい!

パッケージの言葉にひかれて200円の「種」を
買い物かごにいれたのは昨年の8月終わりだった。

家庭菜園で種から育てるのが最も難しいのがたまねぎらしい。

こんな情報に接したのは、プランターに種を蒔いたあとだった。

数週間後、ホームセンターで苗50本が売っているのを見つけた。
500円だった。つれがハーブに気をとられているすきに
こっそり買い物かごにいれた。

「あれっこの前、種買わなかったっけ」

こういうのを見つけるのが上手なのを忘れていた。

「いやー苗つくるの時間がかかるし難しいみたいだしね」

「いいじゃない。とりあえずやってみよう、でしょ」

確かにそんなことをむかし本に書いた気もする。
こういう返しが上手なのも忘れていた。

もごもごしながら苗を元に戻した。

それから9カ月。
いよいよ収穫のときを迎えた。

―あれっ。ちっちっ、ちいさい…。

苗が太く育てられなかったのが響いたようだ。
直径7cmがMサイズらしいが、大きくても5cm
なかには2cm、1cmのもあった。

―これは、玉ねぎにしては小さな1個かもしれないが、
素人菜園主にとっては偉大なる飛躍である。

こういう言い訳が上手なのを、自分でも忘れていた。

記:根本

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