素人菜園帳(34)

車の運転はその人の性格がでる、と言われるが、
わが素人菜園では、収穫のときに性格がでてしまう。

―優柔不断な自分

開花から収穫までたったの5日、と野菜最速のオクラは、
朝、まだ大丈夫と思っても夕方には大きくなりすぎる。
よく採りおくれるのでオクレと名付けたい。

―油断しがちな自分

適期を色で教えてくれるトマトは、赤くなったら採ればいい、
というのは大間違い。さて採ろうというときによく実割れする。
色だけでなく最近雨が降ったかどうか、水の量でタイミングを
みないといけない。

―せっかちな自分

もう少し待てば太ったかもしれない。今まで何度ゴボウのようなものを
採ったことか。ニンジンだ。育てるのも適期を見極めるのも難度が高い。

さて、こんな面倒な自分を、懐ふかくむかえてくれる奴がいた。

ショウガだ。

―えっどこが食べるとこ?

収穫のとき一瞬とまどう。

よくみると古くなった茶色い「種ショウガ」の上に
「新ショウガ」ができている。

一緒に採ったとなりの奴はちょっとまだ早かったかな、

となっても安心だ。「葉ショウガ」という名で立派な商品だ。
つばめが飛んでいるようなので「つばめショウガ」とも言うらしい。

もし1ヶ月早く採ってしまっても失敗ではない。
「筆ショウガ」、別名「矢ショウガ」だ。
生食しても辛みがすくなくやわらかく美味だ。

では1ヶ月採り遅れたらどうしよう。
これもまったく問題ない。「根ショウガ」だ。
スーパーで売っている例のやつ。生でかじるよりおろしたりする。

さらに…
最初に植えた種ショウガ。
なんとこれも食べられる。「ひねショウガ」だ。

植えた「種」が収穫後も食べられる野菜をほかに知らない。

筆ショウガ、葉ショウガ、新ショウガ、根ショウガ。
そして母なるひねショウガ。

いつ採っても名前がある。
いつ採っても美味しい。
いつ採っても母がいる。

こいつを育てる楽しさに、いまごろ気がついた。

記:根本

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