―肥料をあげなければあげないほど、
ちゃんと大きく育つ野菜、なぁんだ?
そんな質問されたら、なぞなぞかと思うかもしれないが
真面目な問題だ。
答えはさつまいも。
今日10月13日は「さつまいもの日」だ。
なぜだか知っているだろうか。
江戸時代、栗(9里)より(4里)甘い、と評判の焼き芋から、
9+4でさつまいもを13里と呼ぶようになったらしい。
―なんだ、ダジャレじゃないか…。
自分のことはさておき、つい文句のひとつも出てしまう。
僕の棚はどんどん斜めに傾いている。
いつもの野菜用培養土だと肥料分が多すぎるので、
黒土と腐葉土、赤玉土だけで安納芋を育てて5ヶ月が経った。
途中肥料をやりたくなるのを何度も我慢した。
支柱をたててツルをそれにはわせる垂直栽培だ。
これだとつるが地面について根をはやす心配もなく、
場所もとらない。
まもなく収穫の日を迎えるが、過去にないほど期待と不安、
いや、期待2、不安8が胸を交差している。
180cmの支柱の上までいくはずが、そこまでつるが育たない。
つるぼけするよりいいが、それにしても…。
コガネムシの幼虫が根を食害することがあると途中で知った。
防ぐには最初から網をはるしかない。芋が全部エサになっていたら…。
肥料もいらず、手間もかからず、万一小さい芋しか獲れなくても、
「安納芋だから」と言い訳もできる。
そんな思いで始めたことを思い出した。
そんなに甘くはなかったか…
ところでそのサツマイモの名前だが、13里になる前は、
栗(9里)ほどは甘くないということで「8里半」だった。
記:根本
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