はじめて五輪競技となった空手の形の演武名はどれも長く
インパクトがあった。沖縄の言葉だという。
野菜にも沖縄の方言がそのまま定着したものがあると知った。
ゴーヤだ。調べると、本名ツルレイシ、またの名をニガウリ、
通称ゴーヤらしい。
大きい実がたくさん採れるので育てがいがある。
わが菜園ではすでに夏のレギュラーの位置を確保している。
この「あばし」というゴーヤは、通常よりも太く短くずんぐり
していて苦みも少ない。お気に入りだ。いつもの梅肉あえや
チャンプルにくわえ、昨日軽く塩もみしてぬか床にいれてみた。
ゴーヤのぬか漬け、どんな味だろう。
毎回ハラハラさせられる。最初に咲くのは雄花でそのあと中々
雌花が咲かない。雌花にはチビゴーヤがつくのですぐわかる。
本には、雄花と雌花が20対1ぐらいの比率とある。
素人菜園家は中高男子校だったので40対0だった。
それよりはマシだが、1クラスに女子が2,3人、これはどういう
ことなのか。あの大きな実をつけるには、体力的に雌花がたくさん
咲いてはまずいのかもしれない。
グリーンカーテンがつくれられると、なぜかその実は「裏」に
ひっそりとつくことが多い。ふつうは目立つところに実をつけ、
見て見て、とアピールしてくるものなのだが、なぜだろう。
生い茂る葉をかきわけると、あっこんなところに大きなゴーヤが!
と驚きと軽い宝探し気分が味わえる。
もうひとつ。ゴーヤは熟す前のものを頂くのも面白い。
赤くなる前にトマトをとることはない。野菜の中でのはみだしもの、
異端児なのだ。そんな奴に心惹かれてしまう。
この未熟者!
一度こう褒められてみたい。
記:根本
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