当欄では毎回素人菜園でつくった野菜や果物を紹介している。
だが時に番外編、サブメンバーの紹介があってもいいだろう。
菜園のすぐそば、軒下で毎年1ヶ月かけて大事に作っている。
干し柿である。
なぜこれを日本中の家でつくらないのか不思議なぐらいうまい。
自宅でつくったほうに軍配があがる度合いは「こんにゃく」と
肩をならべる。1個100円の渋柿が1個500円出してもいい
スイーツに変身する。
この時期たまに八百屋で見かけるので今回も枝(へた)のついた
干し柿用の渋柿を20個買った。今年はさらに調子にのって、
干し柿名産地、岡山から5キロ、3Lサイズを30個取り寄せた。
時間差で少しずつ干しているが、間もなくこの50個全部が
先日植えた60株のイチゴ苗の上にぶら下がる。
若干、家庭菜園、趣味の域を超え気味かもしれない。
もちろん気づかないふりをして前進する。いつものことだ。
昨年まではとにかく太陽のもとで甘いのをつくろうとしたが、
本当は最初の10日ほどはあまり陽にあてないほうがいいらしい。
急激に乾かすと皮が固くなり黒くなる。なるほどそうなのか。
干し柿の半分ほどの期間、2週間でひきあげると、これまた
素人菜園家の好物、あんぽ柿が出来るというのも知った。
すこし乾いてきたら軽く実をもんであげるといい。
ただ干すだけに見えて色々と小技が必要だ。
写真を見て気づいたと思うが、タコ糸をつかわず干している。
今回から導入した「柿ハンガー」、1本で10個つるせて5本で
千円ほど。便利なものがあるものだ。
年始にうちに来る予定の、妹や姪っ子、両親にドヤ顔で渡す準備は
整いつつある。
記:根本
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