僕は趣味で将棋を指しています。
気分転換が目的なので、特に戦法などは学ばず、
自分がやりたいことを好きにやっています。
先日、とある将棋イベントが開催されていたので
今年の指し初めに行ってきました。
そこで3局ほど対局したのですが、
「我流の人は格言を見直そう」
という気付きを得られました。
将棋の対局中、
「こういうパターンにいつもなるんだけど、
何がいけないんだろう?(自分が悪い)」
と思う展開があります。
考えて着手しているつもりが、
どうも駒を動かしにくくなってしまう。
終盤に近づくにつれて、
その負担の重さを痛感する。
だけど自分だけでは解決策がわからず、
また同じ悩みに直面する。
僕は囲碁でも同じ状況になったことがあったので、
その時と照らし合わせて考えると、
こういう時は、
何かの知識が足りないというよりは、
石の基本対応を理解していないことが原因です。
そしてその解決策の1つとして、
格言を見直すことが挙げられます。
格言は短い言葉ではありますが、
その中に先人たちの教えがたくさん込められています。
今回の将棋では上手から教えてもらった、
歩と銀の基本的な使い方について、
2つの格言がとても勉強になりました。
今までの苦労は、
これを知らないからだったのかと、
謎が解明された気分でした。
どちらの格言も
調べてみればパッと出てくることです。
しかし自分がうまくいかない原因が、
そもそも格言に反した手を選んでいたからなんて
思いもしません。
我流とはそういうものです。
これを機に、駒の使い方で困った時は
まずは格言から学ぼうと思います。
囲碁で接近戦が課題だと思っている方がいたら、
「キリチガイ、一方ノビよ」や
「二目の頭は見ずハネよ」を
しっかりと意識してみてください。
それを気にせず打ってしまい、
自分が苦しい状況から
戦いをスタートさせている可能性があります。
強くなる突破口が見つからない時は、
格言の意味を見直してみると良いでしょう。
「記:井桁」
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