1月31日は約3年ぶりの皆既月食でした。21時頃から月が少しずつ欠けていく様子が見られました。
今回の皆既月食は、1ヶ月で2回目の満月であることなどから「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と呼ばれます。
その珍しさにカメラを構える人も多く、私自身も上を見て歩いていました。
しかし道路には先日の雪がまだ凍結しています。下を見ずに歩いていたので危うく転ぶところでした。危ない、危ない。
上ばかり見ていては、下の様子は見えにくい。そして下にこそ問題が残っている。
上達にも同じようなことがいえます。
伸び悩んだとき、自分が「まだできていない」と思うことに課題を見出そうとします。「あの技術を習得できれば、堂々巡りから抜け出せられるのに。」と思ったことがある人は少なくないでしょう。
しかし上ばかり見ていてはいけない。
「もうできるようになった」と思っていることの中にこそ、課題解決のヒントが隠れているかもしれません。
基礎が本当に身についていなければ、応用は利かせられないのですから。
「記:井桁」
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