ここ10日ほど毎朝の日課となっていた。
鳥よけの網袋をはずし、赤色が濃くなった実を一つずつ丁寧に摘み
洗ってヘタを取る。最初の数回は生食を楽しみ、後半は「ベリー貯金」
と洒落て冷凍した。
収穫時期が7月―8月、と記載のある、とげなしラズベリー
「グレン アンプル」の収穫が6月末を待たず終わった。
鉢植えで2年、ほとんど実がつかず去年地植えに切り替えたが、
収穫は10個ほど。今年は株が育ちもうすぐ200個に届く。
6月中に梅雨が明けるのは記憶にない。真夏日が続いているが、
この暑さにつきもののセミの声は聞こえてこない。
虫より植物のほうが気温に敏感なのか、それとも植物より虫のほうが
暦に敏感なのか。おもしろい。
隣のブラックベリーも期待できそうだ。
明日、まずは真っ黒に熟した数個が味見できるだろう。
ふりかえってみると素人菜園にある4つのべりーが、今年は見事に
リレーのようにバトンを渡した。
ストロベリー(GWから5月末)→ジュンベリー(5月末から6月上旬)
→ラズベリー(6月中旬から下旬)→ブラックベリー(6月下旬から)
少し急ぎ足で実をつけて散ったストロベリーは、この早すぎる猛暑が
わかっていたのではないだろうか。とすると、気象予報士の資格に
菜園知識が必要となる日がくるかもしれない。
貯金が溜まるとすぐに崩す癖が抜けず、さっそく猛暑を理由に
冷凍ラズベリーをほおばりながら、ふと自然の不思議な力に思いを
はせる素人菜園家である。
記:根本
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