珍しくバックヤードから撮ってみた。
来春の収穫を目指して、いまイチゴの苗を育てている。
親株から出るランナーとよばれるツルの先、最初の節には、
「子供の苗」が育つ。ポリポットに挿してクリップで止める。
半月ほどで根付いてまたランナーが伸びてくる。その先に
子供の子供、「孫の苗」が根付く。その繰り返しで今や、
8つの親株から70個ほどのポリポットが乱立している。
子供の苗は親株の病気を引き継ぐ可能性があるらしいので
秋から栽培を始める際に使うのは、孫とひ孫の苗だ。
段々どれがどれだかわからなくなってくる。ポットのふちに
切れ込みをいれて区別する。
イチゴの苗は寒さには強いが、暑さと乾燥に弱い。真夏は日陰に
置くだけではなく、ほんとうはクーラーのきいた部屋で育てたい。
素人菜園で育てた苗から種をとり翌年それを蒔いて収穫する、
いわゆる自家採種はまだやったことがない。このイチゴの育苗が
成功すれば初の「素人菜園オリジナル」野菜の誕生だ。
親から子、子から孫へとつながるランナーは、世代を越えて
引き継がれるバトンだ。根付いたあとそのバトンにハサミを
いれて親離れを促す。
―しっかり育てよ~
種を蒔いて苗を育てる、といういつもの栽培とは少し違う、
何と言ったらいいだろう、愛着と多めの期待が混じった感情が
湧いてきた。
今年は8鉢だったが、来年は20鉢?30鉢?
GW頃、赤や白のイチゴが満開に実る様子を報告したい。
記:根本
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