上達を考えるにあたり「誰かに憧れを抱くこと」は、切り開かれた一本の道筋を見つけたのと同じです。その人が進んできた道のりを目印に取り組んでいけるからです。
伸び悩んでしまうのは、目の前の坂をどう登っていけばいいかわからないときです。考えつく手段を色々試してみるのだけど、進むべき方向が定まらない。堂々巡りに陥っては大変です。
抜け出すためには「ここを進んでいきたい」と憧れを抱ける人を見つけ、模倣することが解決につながるかもしれません。
僕自身も今回の対局を観戦して「ああいう鋭い一手を打てるようになりたい」と思ったので、これからの打ち方に活かしていきたいと思います。
「記:井桁」
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