あの2人、似てるけど、全く同じじゃないよね。
でもどこが違うんだろう。
ずっと気になっていたことが最近はっきりした。
唐辛子と、ししとうだ。
昨年はししとう、今年は唐辛子を育てた。
ししとうは、ししとうがらし、の略で、先端が「獅子」に見える。
唐辛子はふつう細く赤いが、この「甘とう美人」は太く緑だ。
一緒に収穫したきゅうりの「シャキット」もそうだが、
相変わらず野菜のネーミングは素晴らしい。
唐辛子も、ししとうも、ナス科トウガラシ属の野菜なので
ししとうは、唐辛子の一種だそうだ。
辛味がないのがししとう。あるのが唐辛子。
そのまま食べるのがししとう。
食べずに香辛料などで使うのが唐辛子。
しかしこの「甘とう美人」は、唐辛子なのに辛味がない。
だから「甘とう」なのだが、そのあとに「美人」とつける
センスに脱帽だ。野菜売り場でつい手がのびるだろう。
姿が美しくまっすぐで曲がりにくいからだろうか。
語感も語呂も、そしてそのまま食べられる味もいい。
京野菜の「万願寺とうがらし」の交配種と聞いて納得だ。
ちょっと苦みのある大人のピーマンだ。
辛いはずなのに甘い。
細く小さいはずなのに太く長い。
赤く曲がるはずなのに緑でまっすぐ。
素人菜園家の心をわしづかみにする、
ちょっと異端児の唐辛子、甘とう美人。
レギュラーになりそうな予感がする。
記:根本
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