身もフタもないタイトルですが、これは本当の話です。
先日、ある級位者の方と話をしました。
いわく「序盤⇒中盤⇒終盤と時系列に沿って勉強をしながら、手筋・定石・死活はまんべんなくやっています。」
私はこう言いました。
「手筋を集中的に勉強してください。囲碁の技術のほとんどは手筋の集合体です。」と。
ごく簡単な図ですが、みなさんはこうイメージしているかもしれません。
実は、こうです。
手筋とはそもそもなんなのか。
狭い意味では「通常より大きな効果を挙げることのできる着手で、平凡な発想ではない意外性のある手」でしょうか。
しかし、私が言う手筋は「接近戦において石の効率が最もよい打ち方」と言えるでしょうか。
つまり、手筋は基本にして(ほぼ)全てです。
囲碁の技術の最小単位は手筋であり、あらゆるシーンに存在します。
あ、布石はちょっと別かな。
そんなわけで、強くなりたければとにかく手筋だけやるといいですよ・・・と。
たぶん、五段くらいまではいけます(暴論)。
記 村上深
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