やはり芋は地植えがいいな。
掘りながら思った。プランターだと掘るというより引っこ抜くになる。
はじめて地植えに挑戦したことは3か月前にふれた。
素人菜園帳(117) http://jotatsu-promise.com/saien_117/
同じ根菜でも人参やダイコンは、上部が地面にでていて大きさの予想がつく。
本数は1本、確定だ。
だがじゃがいもは一株からどれぐらい採れるか、それがどんな大きさか
掘るまでわからない。種芋の10倍、うまく育てば15倍採れるらしい。
―おっ、いた。あっ、やった。えっ、すごい。
ツイッターでも書かない短文のコメントが並ぶ。
こういう時 ―に限るかどうかはさておきー 歳は関係なくなる。
40数年前、叔父さんの庭で芋ほりした時も
同じような反応だったかもしれない。
最初はそっと、そしてだんだん土をかきわける手のスピードがあがる。
新じゃが、というと小さい芋を想像していたが、それよりもずっと
立派なサイズが次々に姿を見せた。歓声があがるのも無理はない。
今回2つ植えたので、せっかくだからと実験をしてみた。
1つの芋からはたくさん、10本近い芽が出る。
そのまま全部育てると種芋の栄養が分散して芋が太らないので
芽がでたときに間引く必要がある。
本当は1本にしたほうがいいようだが、片方は5本残し、
片方は2本に絞った。そして結果は…
どちらも同じぐらいの芋の数、重量、つまり引き分けだった。
素人菜園家として一つかしこくなった。
だがそれより大事なことがある。
さっそく素揚げにして塩ぱらり。
あつあつは極上としか表現しようのない、晩御飯のおかずとなった。
記:根本
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